トップページ>母乳育児の質問

母乳育児の相談

相談内容
お乳のトラブル お乳のケア 母乳が足りているか心配 母乳の飲ませ方
授乳中の食事と薬 卒乳 離乳食との関係 授乳と便
母乳の保存 上の子どもと母乳
お乳のトラブル
Q (1)片方しか吸わせていなかったら、片方しか出なくなってしまいました。
A 片方だけで母乳が足りていれば大丈夫ですが、片方だけ飲ませていると乳房の大きさに左右差が顕著になってきます。左右差が気になるようでしたら母乳の出が悪い方を飲ませると、母乳分泌がアップして左右差が少なくなってきます。
Q (2)乳頭が切れて痛いが、授乳を続けた方が良いですか
A 乳頭が切れる原因で多いのは、赤ちゃんが乳頭の先だけを吸っている場合です。その時は抱き方や乳頭の硬さや伸びの状況を観察して、乳頭が硬く伸びが悪い時には乳頭、乳房マッサージを行い、乳頭を良い状況にしてから授乳させて下さい。乳頭を赤ちゃんに深く吸ってもらうために、抱き方を変えて(たて抱き、横抱き、わき抱き)授乳することも良いでしょう。乳頭損傷の部位に刺激が加わらないように、抱きかたを変えて授乳することも必要です。薬として馬油、ラノリン(ランシーノ)、ワセリンなどが使用できます。
Q (3)乳腺炎とはどんな症状のものですか
A 突然乳房の一部が痛くなり、熱が出たり赤くなったりします。
Q (4)乳腺炎になってしまったらどうすればよいですか
A 出産された産院を受診することをお勧めします。
Q (5)授乳中、『母乳が詰まる、乳房・乳頭が痛い、乳房の発赤』などあった時、何科を受診すればよいですか
A 出産された産院を受診することをお勧めします。
お乳のケア
Q (1)切れてしまわないように、乳首をどのように保護すれば良いですか
A 乳首が切れないようにするには、妊娠中からの乳頭の手当てが重要です。母子健康手帳(紀南5ページ)を参照ください。
Q (2)乳房マッサージをしてくれる所はどこですか
A 出産された産院でお尋ねください。
Q (3)乳頭マッサージはずっと続けた方がいいですか
A 授乳がスムーズに行われていれば、必要ありません。
母乳が足りているか心配
Q (1)授乳間隔があかないが、ミルクを足した方がいいですか
A 授乳間隔が短く、頻回に母乳を欲しがる時は母乳分泌不足が考えられます。母乳育児を希望される時には、赤ちゃんが泣いたら母乳をあげてください。頻回授乳により母乳分泌が上昇しますので、それまでの間頑張ってください。ただし疲労困ぱいして育児に前向きになれない時はワンポイントでミルクを追加して休むことをお勧めします。
Q (2)飲んでもすぐに、ぐずるんですが
A 母乳が不足している可能性があります。(1)の方法を参考にして下さい。
Q (3)吸ってはいるが、「ゴクン、ゴクン」と飲んでいません。お乳の出が悪いのですか
A 母乳分泌不足の可能性もありますが、授乳後よく寝て尿や便がたくさん出るようだったら、そのまま授乳を続けても大丈夫です。また、赤ちゃんの体重が「母子健康手帳の成長曲線」の色のついた範囲に入っていれば大丈夫です。
Q (4)オッパイが張って来なくても母乳は十分足りているのでしょうか
A 母乳分泌がスムーズになれば、ホルモンの働きが良くなり乳房の張った感じがなくなります。授乳後は良く寝て尿や便がたくさん出るようでしたら、様子を見ても大丈夫でしょう。
母乳の飲ませ方
Q (1)何分位ずつ飲ませるのが適当ですか
A 30分以上赤ちゃんが飲んでいる時は、乳汁分泌が不十分、授乳時の抱き方などの問題があることが多いです。母乳分泌が良い場合は最初の5分で必要量の7〜8割は飲みますので、長時間飲んでいるということは先に述べたような問題があることが多いのです。
Q (2)飲ませている間に、すぐ眠ってしまいます。起こして飲ませた方が良いですか
A 母乳が欲しかったのではなく、ほかの事を欲求していた可能性があります。寝かせて様子を見て下さい。
赤ちゃんが起きて母乳を欲しがった時に、欲しがるだけ母乳をあげて下さい。時間があきすぎて乳房がくるしい時は搾乳をしましょう。
Q (3)授乳時よくむせます。母乳が出すぎているのですか
A 母乳分泌が良いためと思われます。授乳前に少し搾乳をしておくとむせなくなることがあります。
Q (4)現在、ほとんど搾乳なのですが、この状態だと母乳は止まってしまいますか
A 搾乳でも母乳分泌量が減少していなければ母乳は止まらないはずです。しかし搾母乳の回数が減少すれば、母乳分泌は減少しますので注意して下さい。
Q (5)今は混合なのですが、できれば母乳だけにしたいのですが
A 極論を言えば、ミルクをやめて母乳だけで行えばよいです。むずかしい場合は母乳を主にして、どうしても足りない時だけミルクを追加すると良いでしょう。
個人差があるので、出産された産院に相談してください。
授乳中の食事と薬
Q (1)母親の食べ物で、お乳の味は変わるのですか
A 味は変わります。油っこいものばかり食べていると乳腺の詰まりの原因になるので注意して下さい。自分のおっぱいを時々なめてみることで乳質の変化が分かるので行ってみてください。
Q (2) 母乳の出を良くするには、どのような食事がいいですか
A バランスよく食べることが大切です。日本人の肉類の消化吸収能力は、欧米諸国の方々よりは劣っており、日本古来の和食が私たちの体には合っているといわれています。母乳育児には、和食の方が良いと言われています。
Q (3)授乳中に母親が、薬を飲まなければいけないとき
A 授乳中であることを受診時、主治医に話してください。薬は母乳にも移行します。
Q (4)授乳中予防接種を受けたいとき
A 体調が良ければインフルエンザの予防接種はできます。
卒乳
Q (1)断乳(卒乳)はどのように進めればいいですか
A 赤ちゃんが母乳を欲しがらなくなったら断乳(卒乳)して下さい。断乳後乳房の張りが強い時には、軽く搾乳をして楽になったら止めるようにすると徐々に分泌量が減少します。不安な時はお産された産院で相談して下さい。
離乳食との関係
Q (1)哺乳ビンの乳首を嫌がります。どうすればいいですか
A 母乳育児をされている時には哺乳瓶で飲ませようとしても飲まないことがあります。スプーンや離乳スプーン(哺乳瓶にスプーンが付いているもの)が市販されていますので、それらを使用すると比較的スムーズに飲ませることができます。
Q (2) 母乳ばかり欲しがり、離乳食が進みません
A 焦らなくても大丈夫です。離乳食は赤ちゃんが欲しがれば与えて下さい。欲しがらなければ少し遅らせても良いと思います。
Q (3)離乳食後期、離乳食をたくさん食べるので母乳を与えなくてもいいですか
A 赤ちゃんが母乳を欲しがらなければ、与えなくても大丈夫です。
Q (4)母乳を飲ませていると牛乳を飲みません
A 無理に飲ませる必要はありません。飲まなければ別のものを与えてみてください。
授乳と便
Q (1)ミルクを飲んだ時に比べ、母乳の時は便の出が悪いのですが大丈夫ですか
A 母乳の赤ちゃんは2〜3日便が出ないことがあります。尿の回数、母乳分泌状況を確認し母乳分泌不足でない事を確認してください。尿の回数が普段通りで、授乳状況も普段と変化ないようでしたら様子を見ても大丈夫です。
母乳分泌が低下している時は頻回に授乳することで分泌量が増加します。
母乳の保存
Q (1)搾乳した母乳の保存方法・保存可能時間を教えてください
A その日のうちに飲ませるのであれば哺乳瓶に入れて冷蔵庫に保管する程度で大丈夫です。母乳パックを使用する時は搾乳して母乳パックに入れ密封して冷凍しておけばよいですが、この場合は1週間程度は保管できます。いずれにせよ、搾乳した母乳は早めに飲ませましょう。
上の子どもと母乳
Q

(1)母乳をあげていると、上の子が怒ります

A 上の子が赤ちゃん返りすることがありますが、その時は抱きしめてあげて下さい。母乳を欲しがる時は飲ませてあげるのも良い方法です。上の子の気持ちの変化もくみ取ってあげて下さい。